ずいぶん前の本ですが、

福岡伸一先生の『遺伝子はダメなあなたを愛してる』(朝日新聞出版)をご紹介します。

私が持っているのは単行本ですが、いまは文庫になっています。

なんでこんな理系っぽい本をとりあげたかというと、「モノを捨てるのが苦手です。片づけられない女はダメですか?」という質問に、生物学者の目線で答えているからです。
モノを捨てるときには(ふやすときよりも)細胞レベルで、かなりのエネルギーを必要とするのだそうです!

捨てられないというのは、生物として当たり前のことだと、わかります!!
なんだか、片づけられなくても、ほっとしませんか。
でも、何もしないと物だらけになります。
だからこそ、いま片づけのスキルやコツが必要なのでしょう。

さらに福岡先生は、生命は生命を保つために、一生懸命つくったものを壊している…だから宇宙は保たれる…という、なんともスケールの大きな話へ。
お片づけは奥が深いけれど、宇宙まで話を広げられる方は、なかなかいらっしゃらないと思います。

単なる物の整理整頓ととらえるのではなく、片づけの世界を広げられると、また一味、楽しくなるかもしれませんね。
福岡伸一先生は、ベストセラー『生物と無生物のあいだ』で有名。
身近な疑問や人生の悩みに「やさしく」答えていらっしゃるので、おすすめです。

 

片づけ本といわれるジャンルでなくとも、片づけに関連する本はたくさんあります。

できるだけ時間が続くがきり、ご紹介したいです。(渡部亜矢)