岸恵美子『ルポゴミ屋敷に棲む人々~孤立死を呼ぶ「セルフ・ネグレクト」の実態』(幻冬舎新書)という、2012年の本のご紹介です。

 

2012年といえば、新聞記事6月5日『「ごみ屋敷」の解消 条例制定へ』という記事も出ており、ゴミ屋敷化問題が表面化した元年ともいえるのかもしれません。

セルフネグレクトというキーワードは、かなり重要です。

セルフ・ネグレクトは自己放任と訳されるそうです。
その実態はまだつかめていないとのことですが、「どうやら500軒のうち2~3軒はゴミ屋敷で、年々増えているらしい」と聞けば、決して他人事とは思えません。

孤立死などの重たい事実がある反面、「自分でやならければならない」「自分はできるはず」の片づけ。

でも、何かのきっかけでできなくなったとしても、「大変なところはだれかに助けてもらって、それ以外は自分でする」という気持ちになると、少しずつ変わっていく人の事例も掲載されていて、ほんのり希望が持てました。

納得がカギです

 

本人が捨ててよいといっても、すぐに捨ててしまうと、実はあとになって「あれが必要だった」ということが多く、そうなってしまうと取り返しがつかないことが多いそうです。

後の片づけが消極的になり、進まなくなるのです。

最初に慎重なプロセスを踏むと、安心してモノを処分することができるようになり、その後の作業はスムーズに進むそうです。

やはり、納得がカギです。

時間をかけて向き合っていくということは、どんな片づけでも基本は同じなんですね。

片づく幸せをどうぞ(渡部亜矢)。

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