とかく、親の家・実家の片づけというだけで、争いの火種となりがちです。

とくに親子だと、言わなくてもいい、余計な一言を言って後悔することも。
そんなふうにならないための、3つのポイントをお伝えします。

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1 親の意見を否定しない

親も子も育った世代が違います。
戦中派といわれ方々は、モノのない時代に育ったので、モノを捨てず、大事にする方が多いですね。

仮に、子世代からみたら、必要のない鍋や人形、着ない服なども、大切にしまっているとします。
「とっておく」という親に対して、子世代が「これ捨てよう」と否定してしまったら、
親の方は傷ついて、片づける気力をなくしてしまうかもしれません。

親の意見を否定しないというのは、原則ですが、
「通り道に置いてあると、地震が来たとき倒れて危ないから片づけようね」
「躓かないように、しまおうね」
など、防災面での理由を言うのが、有効です。
言われた親世代は、自分のことを心配してくれているということが、ストレートに伝わることでしょう。
親も子もハッピーになりますね。

2 親の変化を受け入れる

几帳面で、きれい好きだった親も、年齢とともに掃除をする回数が減ってきたり、
きちんと収納できなくなってきたりすることも、あります。
体力面がおいついていかないことも。

自分の親は若いころは家事万能だったので、永遠に何でもできると思っていたけれど、
気が付いたら、家の中にモノが積まれていた……こんなはずでは……という話もよくあります。

時の流れは、誰にでも平等。
みんな、誰もが、いろいろな形をとりながら、歳をとっていきます。

「自分の親は、永遠に年を取らない」と思いたいのは、子どもの、親に対する愛情の現れかもしれません。
けれども、親に長生きしてほしかったら、現実をしっかり受け止めて、親の変化を受け入れる、
心の広さを持つことも、ポイントです。

それは、意見すると、親のためではありますが、
実は、子ども自身が、苦しまずに片づけをすすめられる、「メンタルポイント」でもあります。

まずは、目の前の現実をよく観察することから、始められるといいですね。

3 親の思い出の共有

親は、子世代よりも長く生きている分だけ、思い出をたくさん持っています。

とくに、結婚、出産、子どもの入学、引っ越しなど、人生の節目となるできごと
話題にすると、お互いに共有している出来事だけに、会話をスムーズに運ぶことができます。
片づけをとおして、「思い出」を共有できるのは、幸せなことですね。

片づけたいモノや、思い出としてしっかり残したいモノなど、モノを介して会話をすることで、
意外な親の一面を知ることもあります。
「思い出の共有」というのは、親子双方にとって、素晴らしいことですね。

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いかがでしたか。
ほんの少しポイントを知るだけで、片づけの進み具合は変わります。
なんだか片づけたくなったら、しめたものですよ。

少しずつ、一緒にチャレンジしてまいりましょう。

 

渡部亜矢

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